AMBEO VR Micを使用すれば、1本で全周360°の音声をステレオ録音のように簡単に収録できます。マイクを複数本用意する必要がないため、時間、費用、労力を節約できます。また、AMBEO VR Micを使用すれば、複数の音声を合成しなくても、驚異的な3D音声を再現できます。
Article No. 507195音で“体験”を伝える
全周360°の空間を録音できるように設計され、扱いやすい AMBEO VR Micは 四面体に頂点にKE14カーディオイドカプセルが4つ配置されたAmbisonic方式のマイクです。VRコンテンツや3Dオーディオに適した Ambisonics サウンドが得られます。
ハイエンド VR サウンドチェーンの功績
AMBEO VR マイクロホンは、専用のハイエンドソフトウェア・ハードウェアと連携して使用します。 AMBEO VR マイクロホンと一緒に使用するのに理想的な機器は、例えばZoom F8のようなフィールドレコーダー、Avid Pro Tools HDやCockos ReaperのようなDAW (デジタルオーディオワークステーション)、Noise Makersなどのバイノーラルデコーダです。出力は、HMDや、VRゲームエンジン、360°ソーシャルメディアプラットフォーム経由で可能です。
AMBEOプログラムによるゼンハイザーの認定について詳細をご覧ください。
ユーザーのことを考えて開発されたデザイン
AMBEO VR マイクロホンを実用化するにあたり、ゼンハイザーは VR クリエータープログラムを立ち上げ、業界のプロフェッショナルを巻き込み開発を進めました。スムーズなワークフローを可能にしようと考えられたアクセサリーがパッケージされております。その 1つに、ポストプロダクションプロセスに親和性のあるプラグインとして機能するA-Bエンコーダーソフトウェアがあります。
Ambisonics - オーディオの未来を形にする技術
Ambisonics は全方向空間の音場全体を、一点で捕らえる多チャンネル技術です。 この録音はバイノーラル処理されて再生されるので、自分の向いている方向を360°、水平にも垂直にもバーチャルに変えられます。
Ambisonics は現在市場に出ている主なポストプロダクションツールや再生ツールのすべてに対応します。 そのため、Ambisonics はバーチャル・リアリティーや 3D サウンドを伴う他のあらゆる使い方に適したツールとなっています。新しい音の世界を作るツールです。
AMBEO A-B コンバータープラグイン
ゼンハイザー AMBEO VR マイクロホンのカプセルは、4チャンネル生出力のAフォーマットを送信しますが、これは新しい4チャンネルセットである Ambisonics B フォーマットに変換する必要があります。変換は、特別に設計されたゼンハイザー AMBEO A-B コンバータープラグインで行います。お望みのDAW(デジタルオーディオワークステーション)にPC版とMac版のどちらも、VST、AU、AAXフォーマットで、無料でダウンロードしてご利用いただけます。 Bフォーマットは、マイク周囲の音場をW、X、Y、Zで表したものです。 Wは4個すべてのカプセルの合計で、X、Y、Zは前後、左右、上下を表す3つの仮想双方向マイクロホンのパターンです。 したがって、Ambisonics Bの再生中に、どの方向からもマイクで聴取することができます。
クオリティとサポート
70年にわたって一流のプロフェッショナル用高品質のマイクロホンを開発してきました。信頼される革新的な企業として、堅牢なドイツ設計の製品をこれからも生んでいきます。
製品には2年間の保証と、安心できる顧客サポートをご提供できるよう努めます。
360°と VR の指導用映像:録音、加工、ミキシング、デリバリング
AMBEO Blueprints
AMBEO Blueprintsは、ヘッドホンやラウドスピーカーで3Dオーディオを体験していただけるよう、ライブミュージックの録音とミックスについてのクイックガイドを提供しています。没入型コンテンツの制作は開発中の新しい技術です。
FAQ
AMBEOは、比べるもののないくらいエモーショナルなサウンド体験を作り出すためにゼンハイザーが独自に設計した、真の没入型3Dオーディオのためのプログラムであり、商標です。録音、ミキシング、プロセシング、再生に至るオーディオシグナルチェーン全体で用いられる、さまざまな製品やテクノロジーで構成されるプログラムです。
AMBEOはエレベーションを調節できるため、オーディオに自然な3次元特性を与えることができ、これからの音楽とサウンドを永遠に変えてしまうまったく新しい体験を生み出すことが可能です。AMBEO製品は開発の初期段階から世界中のユーザーやプロデューサー、コンテンツプロバイダー、テクノロジーパートナーに参加いただいており、皆様のニーズにマッチするだけではなく、オーディオの未来を形成できるような、多種多様なツールを継続的に世に送り出しています。