ヴォーカルの他、ベース、キーボード、ギター、サックスなどを自在に操り、作詞、作曲、プロデュースも行う、若き天才アーティスト河原太朗さんのソロプロジェクトTENDRE。音に託したそのアーバンな世界観は日常に自然に入ってくるオリジナルなサウンド。クリエイティブなサウンドを求め続ける河原さんはゼンハイザーのイヤホンに何を感じたのだろうか?少しだけ教えてもらった。

―今年は新型コロナウィルスのこともあり、なかなか音楽活動が大変だったと思うのですが、どのような活動をされていましたか?
2020年、今年に入ってからアルバムに向けてと言いますか、制作はすすめていました。一人旅行に
行ったりとか。そういうところで、いろいろ培ったメモを書いたり、歌詞の破片だったり、曲の破片を作っている中で、こういう事態になったのは図らずもあるのですけれども。外的刺激がない分、どうやって曲を生み出して行くかという、自分の中で一つ乗り越えるべき点でもありました。自分がここまでに培った音楽要素や思いを形にするのが、自分の今の生業でしょうか。ちょっと曲が作りづらい、みたいな時期もあったのですが、何とか絞り出して。絞った結果すごく純度の高い音楽を作れたいい機会でもあったと思います。TENDREというものを始めて、もう少しで3年経つのですが、一度拠点に戻るというか、改めて今後この先にどういうことをやっていこうとか、どういうものを届けていこうとか、そういうことをゆっくり考えられる時間ができました。そういう意味ではある種充実した時間であったと思っていますし、そういう風に過ごしています。

―ゼンハイザーとはどのようなシチュエーションで出会われたのでしょうか?
最初に知ったのはマイクですね。ライブでなじみのPAの人が「このマイクすごく合うかも」といって持って来てくれたのがゼンハイザーのマイクでした。ぼくは結構ロー・ミッドあたりが出るというか、自分の音域自体を考えてマイクを選ばないといけないと思っていました。PAが持ってきてくれたものをいろいろ試して、それがすごくフィットしたというか、、、そこからゼンハイザーはマイクもあるし、イヤホンとかも色々出していると思って、いろいろ探るきっかけになったと思います。

MOMENTUM True Wireless 2

―Momentum true wireless 2をお使い頂きましたがどの様な印象をお持ちですか?
僕が聴いた限りだと使い勝手がすごくよかったです。機種によっていろいろ違うわけじゃないですか、すごく低音が出るものとか、抜けがいいとか。今回の製品に関しては、総じてバランスがすごくいいというか、、、もちろん低音の気持ちいい部分も聞こえてくるし。かといって、それが厚かましくもなく、上の部分も耳障りのいいところで鳴ってくれているという、バランスの良さを感じたと思いますね。

―装着した感じはいかがでしたか?
付けた感じも自然というか、適度に奥まで入れ込めることが出来ましたし、その辺の使い勝手もすごく良かったです。外れそうとかいう心配も特になく、耳の形にすごくフィットしていたというか、そんな感じがしました。

―ノイズキャンセリング機能についてはいかかですか?
それは結構感動したというか、他のいろんな機種でもノイズキャンセリングの具合を調整できる物もあるのですけど、これの場合だとタッチだけで色々と具合を変えられます。結構個人的かもしれないですけれど、その具合がすごく自分にはフィットしていました。ノイズキャンセリングでの圧迫が出ちゃうと、耳が苦しくなってしまう部分もあるし、かといって薄かったらあまり効果がないですし、、、丁度気持ちよく、音楽を自分に取り入れる領域を決めれる、というのは今までの中では一番使いやすいかな、みたいな印象でしたね。

MOMENTUM True Wireless 2

Momentum True Wireless 2

―外音取り込み機能についてはいかがでしょうか?
使って意外と面白かったですね。自分が外にいるか家にいるか、その環境でだいぶ変わると思います。僕は主に出かけるときに、使うことが多くて、、、、環境によっても音の大きさも違いますしね。車通りが多かったり、外の自然の中で聞くとか、そのシチュエーションに合わせる時に、絶妙な調節具合ができるというのを、まだ完璧に使いこなせているかどうかわからないけど、シチュエーションに合わせられるイヤホンはなかったですね。自分は出会えていなかったので、いい物に出会ったな、みたいな感覚はありますね。

―デザインについてはどうでしょうか?
これぐらいのデザインが一番シンプルで恰好いいのじゃないかな、というか。シルバー、この部分だったりとかもそうですけど、ロゴもシンプルで恰好いい。付けていて、めちゃくちゃ目立つということではないけれども、服だったり合わせやすいのかな、という気がしてましたし、実際そうでしたね。何にでも合わせられるし、すぐ使えるみたいな感じでしたね。

CX 400BT True Wireless

―Momentum True Wireless 2の機能を省略したお求めやすいプライスの CX 400BT True Wirelessも聴いて頂きました。
結構ノイズキャンセリングに慣れていたので、別に必要ない時もたしかにあるなって思いました。そういう意味では本当にフラットに使える印象でした。音楽をしっかり聴きたいときも、もちろんあるわけです。外にいてもそうですし、何かを、ちょっとさらっておかないといけないとか、そういう時はノイズキャンセリングを選ぶようにしていたのですが、フラットに音楽だけ、その辺に出かけるのにちょっと聴きながら行こうかなっていう時は、なしのものを使いました。自然に聴けてたから、使いやすいのは同じという感じでしたね。

CX 400BT True Wireless

MOMENTUM Wireless (M3AEBTXL)

―ヘッドホンとイヤホンの使い分けはどの様にされていますか?
長期移動の時はヘッドホンを使うようにしているかもしれないですね。車での長期移動は、今年はあまりなかったのですけど、度々あります。そういう時は、これは重宝していたというか、かなり使い込んでいましたね。

―宅録もなさると思いますが機材にはこだわる方でいらっしゃいますか?
そうですね、昔はそこまで気にしていなかったのですよ。感覚でこれはいい雰囲気だから、使っておこうとか、そういう愛着みたいなものも、もちろんあります。色々な制作を進めるにあたって、質がいいものは、それに値するものが当然得られるといいますか、機材にしても全部そうですし。それが日常使う物でも、愛着があるものはすごくいいと思うのですよ。新しいものを取り入れるってすごく大事だなと、最近すごく思うようになってきました。そういう意味では新しいことを始めるにあたって、機材も含め新しいものを取り入れながら、自分をどんどん新しく構築していけることが、今は楽しいなと思いますし、大事なことだなと思っています。

―ご自分がアウトプットされる音、クオリティーについてはこだわりますか?
そうですね、自分の感覚は年を取るにつれてきっと変わるじゃないですか。20代の時はこれがめっちゃくちゃ気持ち良かったとか、30代はこれが良かった、40代はこれと。たぶんその時によって変わると思うのですが、その時のベストを探すことがすごく大事だと思っています。それは時代の音楽の傾向にもよってくる部分がすごくあるでしょうから。そういう意味でも知れることは全部知っておきたいという前提で、ここまでのレンジを聞けるような機材があったらいいとか、、、それは知っておく分にはいいじゃないですか。その探求はずっと続けて行ければいいと、考えながら作っています。

MOMENTUM Wireless (M3AEBTXL)

―音については妥協しないということですか?
そうですね。音には一切妥協はしないので、そういう意味での機材選びも妥協せずにいろいろ選んでゆきたいと思っています。

―今後の抱負、活動についてお聞かせください。
事態のことは抜きとして、可能性をとにかく広げるということが、来年というか今後のずっとテーマになると思っています。例えばいろんな楽器を演奏できるとか、そういうのがあったとしても、僕の中では2021年はどちらかというと、シンガーモードで行こうかと思っていたりします。でも、やっぱり日本の大衆の皆さんに届ける音楽が偏ってはいけないなと思っています。いろんな人が、いろんな音楽があるのだな、ということだったり、人が感情を豊かにできるようなきっかけを作れたら、僕はすごくいいと思います。日本の皆さんを楽しませて、海外の人とも一緒に楽しめる瞬間をいっぱい作っていければいいかな。 それは来年のみならず、今後ずっと続けていきたいなと思っています。

―ありがとうございました。