優れた新人が次々デビューするミュージックシーン。その中でもひときわ輝いている映秀。予想をはるかに超える曲展開、鋭くもありソフトでもある美しい歌声。Spotify「RADAR:Early Noise 2021」にも選出。素晴らしい才能を秘めた若きアーティストはゼンハイザーのイヤホンをどの様に感じたのか、たっぷり聞いてみた。
―ゼンハイザー製品を知ったきっかけを教えて下さい。
高校生の時、部活でマイキングをするときに、マイクがゼンハイザーだったことで知りました。それからも何回か、バンドをやっていた頃、ライブでゼンハイザーのマイクを使ったりもしました。
―印象はいかがでしたでしょうか?
繊細なのと、、、あと届くんですよね、言葉がしっかり。それが僕はすごい好みでした。
―ゼンハイザーの印象は?
先ほども言った通り、原音にすごい忠実なんですよね。自分の音源を確認する際に、みんなスマホで聴くかもしれないから、スマホに合わせてレベルを下げるじゃないけど、みんなが聴く環境に揃えようかなとか悩む瞬間があるんです。お互いに寄り添ってゆくものだとは思うんですけど、ゼンハイザーはすごい聴いてくれている人たちが僕たちアーティストに寄り添ってくれるようなメーカーなんだろうなって感じました。
―尊敬するミュージシャンを教えてください。
玉置浩二さんですね。母の影響で好きになって、ライブにも行きます。僕が知らない曲も伝わってくるものがあって、言葉、歌詞など聞きながら頭で理解して感動できることが素晴らしい。上手いか下手かという次元を超越している、それをすごい尊敬しているし、僕も上手い下手じゃなくて、すごいと言われるアーティストというか、音楽を作りたいなと思っています。
―普段はどの様な音楽を聴かれていますか?
あまりジャンルで音楽を聴くってことをしてこなくて、それはこのアーティストが好きだからその音楽を聴くっていうのもあるんですけど。結構、広くたくさんの曲を聴いた中で好みのもの物を探していくことが多いです。でも一貫してキーボードやピアノだったりという鍵盤楽器が使われている音楽はすごい好きですね。
―曲作りをするとき、どのようなものからインスピレーションを得ているのでしょうか?また、こだわりがあれば教えてください。
人と話しているときに生まれることがすごく多くて、僕、本を読むのが苦手なんですけど、その分人と話すのがすごい大好きで、、、本を読まない分、人とたくさん話して、その中で生まれた考え方だったりを曲にすることが多いです。
最近やっと出来てきたことが、あんまりこだわりに縛られないというか。こだわりも大事だけど、自分がこだわりに縛られすぎないように日頃意識しています。こだわりに縛られないっていうこだわりがあるかもしれないですね。
―お使いいただきましたがどの様な印象でしたか?
繊細で、なおかつ作ったままの音というか、聴こえが原音っていう印象でした。僕は、中音域から高音域、それこそ声や言葉がある音域っていうのがすごいきらびやかというか、映えるイヤホンだなと思っていて、自分の楽曲を聴いたときも、あっ、言葉が聞こえるな、というのが第一印象でした。
―アーティストとしての作品へのこだわりがCX Plus True Wirelessでは反映されるのでしょうか?
すごい反映されると思います。僕は映画サウンドが好きで、「圧」をイメージしながらアレンジを進めていたりするんですけど。 意識している「圧」がそのままイヤホンから感じられる印象を受けました。
―CX Plus True Wirelessはハイレゾ相当のサウンドを聴くことができますがその印象はいかがでしたか?
ハイレゾ相当の音源と、そうじゃないものと聴き比べてみたのですが、ハイレゾ相当ではない時も中音域、高音域のきらびやかさは感じていましたが、ハイレゾ相当のものはさらに繊細な音になっていて、かつ、嫌にならない、支えてくれる低音も聴こえていて、すごい聴きやすかったです。
―CX Plus True Wirelessで聴く、映秀。さんのお勧めの曲を上げるとすると?
「第壱楽章」というアルバムに入っている「ハ茶メ茶オ茶メ」という曲がありまして、その楽曲が合うと思います。さっき言った「圧」。その「圧」をしっかりこのイヤホンで感じることができる。なおかつ自分が好きなピアノだったり、そういう僕の好きな音がしっかり聴きとれると思います。
―日常の使用で、接続性はいかがでしたか?
3週間くらい使っていたんですけど、ストレスに感じた瞬間がなかったです。電車の中でも途切れないし、(タッチパネルを)ポンとやればすぐ外部取り込みになるので、すごい便利だなと思いました。
―ノイズキャンセリング機能はどうでしょうか?
着けただけで、ノイズキャンセリング機能を使わなくても充分遮音をされてるところがイイなあと思います。さらにノイズキャンセリングつけると、どこにいても自分の部屋のような感覚になりますね。
―外音取り込み機能はどの様な時に便利でしたか?
音楽を止めなくてもこれをオンにするだけで、音楽を聴きながら人と話せる。それがすごい便利だなと思いました。以前は有線のイヤホンを使ってましたが、毎回耳から外さなくてもこれは(タッチパネルを)ポンと押しただけで、コンビニの店員さんの声が聴こえます。すごい便利でしたね。
―CX Plus True Wirelessをお勧めするとしたら、どんな方ですか?
今、なんとなく適当なイヤホンを使っている方とか、音がいいものってなんだ?と、よくわからず音楽を聴いている人、もうちょっといい聴き方をしたいって方とかに合うんじゃないかなって思う。はじめの一歩みたいな、、、二歩目か(笑)のイヤホンにすごいイイんじゃないかなって思ってて。すごい便利なんで、「よし、音楽聴くか・・ ヨイショ・・」みたいな感じじゃなくてみたいな、感じじゃなくて、普段からパッとつけてパッと聴くのに便利なので、どの年代の人にも気軽に使えていいと思います。
―映秀。さんにとっての音楽とは?
まじめな、おもちゃ!なんかそれは、遊んでいるとか、適当っていう意味じゃなくて、僕の中でするべきこととか、しなくちゃならないことに入っているものじゃなくて、自分でしたいこと。朝起きても夜寝る前も、したいと思うからできているもの、しているものですね。
ありがとうございました。