anoneはギタリスト下鶴光康とましろのヴォーカルによるユニット。結成して2年にも満たないうちに若者の気持ちをつかんでしまった。下鶴の楽曲にましろが歌を重ねてゆくと、なぜかハートに引っかかる甘酸っぱく澄んだ世界が創出される。そんな彼らにゼンハイザーのヘッドホンの魅力を聞いてみた。

―どのようなきっかけでゼンハイザーをお知りになりましたか?

下鶴
僕はギターを始めて20年ぐらいになるんですけど、やっぱりそこで自分で録音したりとか、そういうのをやっていくうちに、マイク、ですよね。いろんなメーカーがありますけれど、音がいいマイクってどれだろうみたいな。それを探していったときに、ゼンハイザーっていうブランド、メーカーがあるぞっていう。そこが初めてでしたね。だから、結構前から知っているのかな。

ましろ
初めてワイヤレスイヤホンを購入しようかなって思っているときに、いろいろ調べていたんですけど、その中で人気1位でゼンハイザーのイヤホンが出てきて、そこで初めて知りました。

―ゼンハイザーはどの様な印象でしたか?

下鶴
ゼンハイザーの印象は、上品。質実剛健で上品っていうのがやっぱりありましたよね。手に取ってみて、安っぽくないっていうか、そういったところもたくさん使おうって思ったかな。

ましろ
音が忠実に再現されている部分と、声、声質のニュアンス、繊細な響きとか、それを音の細かい部分まで再現されているところが、とてもすごいなと思いました。

―尊敬するアーティストを教えてください。

下鶴
尊敬しているミュージシャン、たくさんいるんですけど、その中でも僕がギターを始めたきっかけは、X JAPANのhideさんに憧れて、もう見た目のビジュアルで、すごい何だこの人みたいな。そこからギターを弾くようになっていって、その後は「Stone Temple Pilots(ストーン・テンプル・パイロッツ) 」っていうアメリカのバンドのフロントマンがとてもカッコよくて自分のこう、魅力をバッチリステージ上で臆さず伝えられる人なんで、そういったところも僕も見習いたいなと、ここ最近ずっと思います。

ましろ
YUIさんが私の中で尊敬するアーティストです。出会いが小学生の頃にYUIさんのあぐらをかいて、弾き語りをしているスタイルを始めて見た時、聴いたときにすごく格好いいなって、その自分の持っている声と自分で演奏するっていうその2つで、自分で音楽を作っていた、表現していたその姿は今でも格好いいと思い続けていますね。

―普段はどの様な音楽を聴いていますか?

下鶴
普段はもう、なんでも聴いちゃいますね。昔からやっぱり、「何でも聴く」だったんですけど、今、時代が時代だと思うんですよ。サブスクで登録したらもういろんな曲が潤沢に聴けて、プレイリストとかもいっぱいあったりして。もうなんかこう降ってくるような、音楽の押し売りじゃないけど(笑)僕にとってはなんか楽だなっていう。他の人もそう思うかもしれないけど、そういうのがすごい助かっているから、やっぱいろんな音楽を今でも聴いていますね。でも最近は割と静かな音楽を聴くことが多くなってきて、ジョニ・ミッチェルや、最近のバンドだと「Puma Blue(ピューマブルー)」とか。空間を活かしているサウンド、それを表現している人たちの音楽をよく聴いたりしています。

ましろ
今はサブスクで、自由にいろんな曲を聴ける環境にあると思うんですけど。私もそうですね、プレイリストだとかでいろいろなジャンル問わず、いろんな音楽に触れたいなと思って、例えば、ローファイヒップホップとか、あとインストバンド。自分はボーカルなんですけど、インストのバンドを聴くのがすごく好きでそういった楽曲を聴いています。

―どこからインスピレーションをもらって楽曲制作されていますか?

下鶴
曲を創る時は、いろんなシチュエーションがあるんですけども、ギターを適当に持ってポロポロ弾いてたら、なんかこれ格好いいかもしれないとか、そこから、ギターのリフみたいなもの作ったり。でも最近は小説かな?小説や本を読んで、本は字だけでしか表現されないので、それを頭の中で、色や風景、温度などをイメージして、曲を作ったりしています。

ましろ
私は下鶴さんからデモ音源を頂いて、その音の雰囲気と、あと歌詞もその時もらうんですが、言葉の表情を想像しながら、どういう声やどういうニュアンスで歌おうかなというのを考えて、それで何度も録り直したりしながら練っていきます。

―楽曲制作でのこだわりは?

下鶴
こだわりっていうと僕はいいメロディといいギターフレーズですかね。世の中には技術で人を感動させる音楽もたくさんあって、僕も聴くのは嫌いじゃないんですけど、でも僕が感動するのはやっぱりいいメロディを聴いたたときかなと昔から思っています。いいメロディって、考えれば良くなるっていうものでは実はなくて、その発想だったり何だったりが大事だと思うんですけど。その一瞬の発想に出会えた時に自分が感動するので、それを「だからみんなに届けたい」という部分がこだわりとして強いです。

ましろ
私は、やっぱり声。自分の声を活かして、それで下鶴さんの楽曲にどうやって馴染んでいけるかなっていう事を考えて創っていますね。はい。

-MOMENTUM Wirelessはいかがでしたでしょうか?

下鶴
このヘッドホンはめちゃくちゃ音が良いっていう。まあ、音が良いっていうと陳腐に聞こえるかもしれないんですけど、本当に音が良くて。というのも僕らは最近レコーディングをやっていて、レコーディングをやっているときって、感覚が研ぎ澄まされるというか、全部僕の責任になるので(笑)、良い音っていうのを、ドラム、ベース、ギター、ボーカルがどうとかって、こだわってエンジニアさんとやり取りをするんです。で、その時に持ち帰って聴くと、それが他のメーカーのイヤホンやヘッドホンだと、「あれスタジオでこんな感じだったかな?」っていうのをやっぱり痛感するんですよね。スタジオにいるときは 大きいスピーカーで音の鳴りが調整された部屋で聴くので、凄く敏感にわかるんですけど。でも、ヘッドホンとか、イヤホンってどこかが欠ける、欠けがち。聴こうと思えばたぶん聴こえるんですよね。でもやっぱり欠けがちだから、ある程度仕方ないかなっていう風に思ってはいたんですけど、これ使ってみると、「うわー、スタジオのままじゃん!」みたいな。そこが感動したところですよね、だから、本当に音が良いって簡単な言葉ですけど、これは信用してもらいたいですよね。

ましろ
私も本当に音質の部分で良いなと思いました。そうですね、音が良いという意味を、このヘッドホンを使って改めて考え直したんですけど、本当に細部の広がりのニュアンスまで忠実に再現しているっていうことが音の良さなんだって。このヘッドホンを使って「こういう事だ!」って改めて思えて、その発見をくれたヘッドホンでしたね。本当に素晴らしいと思いました。

―装着感、フィット感はいかがでしたでしょうか?

下鶴
着け心地はどっしりしっかりしているなっていう、安心できると思います。

ましろ
耳を覆って、で、しっかりホールドされる感覚があるんですけど、このクッションの部分がすごく柔らかくて、ずっと着けていたいぐらいの着け心地感がすごく好きでした(笑)。

―MOMENTUM Wirelessのワイヤレスの利便性はどこで感じられましたか?

下鶴
ワイヤレスの良さは本当に、一瞬で着けて聴けるっていうところじゃないですかね。有線のヘッドホンって、たぶん皆もそうだと思うんですけど、巻いてあるから1回1回取ったりとか、変な巻き癖ついてないかな(笑)とか、音には関係ないんですけど、でもその聴きたいと思った一瞬で、ぱっと着けて聴ける、しかもそれが良い音っていうのは非常にメリットかなっていう。ただ、ワイヤレスって一昔前まではたぶんそんなにいい音じゃなかったイメージが僕もあって...でも意識が変わりました。はい。

ましろ
やっぱりワイヤレスの良さは外ですぐ使える、もう聴きたいと思ったらそのまま使える。その手軽さがすごく良い部分、良い点だと思います。

―持ち運びについてはいかがですか?

下鶴
付属でかわいいケースが付いていて(笑)あれちょっとやられましたね。「かわいいー!」「入れて持ち運びしたい!」みたいに思ったので、旅行行くときにもデザインも良いし、「音楽!」っていう感じの硬い感じのケースじゃないんですよね。柔らかい感じの印象、色味もすごい良くて。そういった意味でも持ち運び、ぴったりだな。サイズはちょっと大きいかもしれないですけど、その分いい音で聴けますからね。

ましろ
持ち運びの点だと折りたたみ。折りたたんだサイズ感もリュックに入れたり、鞄に入れる、手軽に入れられるサイズだと思いますし、下鶴さんが言っていたように、かわいいケースが付いているので、持ち運びしたくなるし、お供に、外にお出かけする用に。それでよい音が聴けるっていう、丁度良いサイズ感で持ち運びしやすいと思いました。

―ノイズキャンセルはいかがでしたか?

下鶴
しっかり出来ていますね。装着して完全な無音ではないけど、必要な音は聴こえていて、あとはノイズキャンセルの強さも変えられたりするっていう所で、まあもう必要十分というか、バッチリだと思います。

ましろ
音楽に集中したいときと、外音も聞きたいときのバランスがすごくいいと思いました。

―外音取り込み機能はいかがですか?

下鶴
簡単に変えられるから便利ですよね。音楽だけをバシッと聴きたい時は外音を遮断して、で、誰かとちょっと会話をするシチュエーションとか、まあやっぱり買い物が想像しやすいんじゃないですかね。レジの人と話をする時に、このボタン1つで設定できちゃうっていうのがすごい楽ですよね。いちいち余計な操作しなくていい。

ましろ
(電車など)車内だったらまあちょっとノイズキャンセリングしたいな。でも乗り換えしたい時は放送とかも聴いて周りの音を聴きたいってなった時に、カチャっと一回ヘッドホンのボタンを軽く触るだけで周りの音が聴ける。それがすごく便利だなって、私は実際に使って試して感じました。

―MOMENTUM Wirelessはどの様な方にお勧めでしょうか?

下鶴
このヘッドホンはやっぱり音楽好きな人に聴いてもらいたいですね。しかもその音楽がバンドサウンドだけじゃなくて、打ち込みの音楽だったりとか、例えばクラシックだったりだとか、いろんなシチュエーションの音楽も忠実に再現するっていうか。レコーディングした時のアーティストの、「そうそう、この音!」っていうのを忠実に再現してくれる良き相棒になると思いますので、「音楽好きな人は是非!」

ましろ
私もそこには共感ができて、音楽が好きな人には是非使ってもらいたいんです。このヘッドホン使うと自分のいつも聞いていた曲の気付けなかった所まで聴けたりする。私はそうでした。「こんな表現だったんだ!」って、また新しく自分の好きな音楽と向き合えるというか、そういう体験をくれるヘッドホンだと思うので、もう音楽好きな人には皆使ってほしいですね。

―高音質で音楽を聴く良さとはどういう所でしょうか?

下鶴
うーんそうだな、音楽を良い音で聴くっていうのは心が豊かになるっていうのをズバリ思いますよね。僕らの日常生活でも普段からいろんな音が鳴っていて、でもその中でやっぱり心地良い音を聴いていると、気分も良くなるじゃないですか。だからそういう自分の生活の質を上げるために、このヘッドホンが一役買ってくれればって思いますよね。

ましろ
音の体験をもっとより良いものにする、してくれる。そういったものが高音質のヘッドホンの存在の意味だって私も思います。

―MOMENTUM Wirelessで聴いて欲しいご自身の曲は?

下鶴
最近リリースした「金盞花は遥か遠く」というバンドサウンドの楽曲を是非こういうヘッドホンで聴いてもらいたい。MOMENTUMだとしっかり僕がこだわったドラムの音、ベースの音、ギターの音など、しっかり再現されているので感じてほしいですよね。

ましろ
私も同じで新曲の「金盞花は遥か遠く」を聴いてもらいたいです。今回の楽曲は初めてのバンドサウンドで、ひとつひとつの音をみんな、サポートの方だったり、2人だったりで一から作った音なのでぜひその音の細部までを皆さんに聴いてもらいたいです。

―ご自身にとって音楽とは?

下鶴
難しいですね(笑)…音楽とは…あんまり考えたことないなあ。
やっぱり人生と言ってしまえばそれまでかなっていう所はあります。自分はこうだっていう、僕ってこういう人なんですっていう、自分を表現する最大のツールであり、時間をこれからもずっとかけていきたい、死ぬまで添え遂げたいとうか、そういう存在なんで、上手く言えないですけど大事なものですよね。

ましろ
私の中では音楽は、自分の中、内側と共鳴してくれるものや場所なのかな(笑)だけど、体の一部でもある、と感じます(笑)

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