バレーユースシアター

• Customer バレーユースシアター
• Website https://www.vyt.com/
• Country アメリカ
• Industry 演劇・舞台

ライブ配信にDigital 6000を使用

クーパー氏とカーレン氏は、これからのシアターのニーズを満たす新しいVYT専用ワイヤレスシステムを設計する機会を見出しました。さまざまなワイヤレスオプションに簡単に目を通した後、2人はすぐにゼンハイザーのワイヤレスシステムDigital 6000の導入を決めました。クーパー氏は次のように話します。「私たちは、制作している作品そして使用している機材に関して非常に高い基準を持っています。これからのことを考えた時に、ゼンハイザーのDigital 6000が今後もたらしてくれるだろうメリットがとても気に入りました。まさにすべての条件をクリアしていました」。申し込み手続きを行い、SK 6212ボディパック50台を含むシステムを受け取ったカーレン氏は、VYTのビジョンに合わせDigital 6000を設定する作業に取り掛かりました。カーレン氏は、一連の機能がVYTのあらゆる作品に対応できるものになるという自信を持って、VYT向けにDigital 6000の48チャンネルを設定しました。「VYT固有のいくつかの要因を検討する必要がありました」

「他のユースシアターとは異なり、VYTでは出演者が多い作品で子どもに複数の役を演じさせることはありません。このため、ワイヤレスの48チャンネルすべてを余すことなく使うことになります。したがって、48チャンネルすべてを使う状況をサポートするため十分な台数のボディパックが必要なんです」とクーパー氏。わずか112gのコンパクトなサイズのおかげで、SK 6212は年齢や体格を問わずすべての演者に違和感なく装着してもらえます。また12時間とバッテリーの持ちが長く、耐汗・耐湿性にも優れているため、VYTの過酷な演出にも難なく対応できます。Digital 6000は客席数730席のヘルベルガー・シアター・センター（Herberger Theater Center）での公演にも対応できるパワフルなシステムでありながら、客席数202席のVYTの小規模な劇場の空きラックに収まるコンパクトなシステムでもあるとカーレン氏は指摘します。さらにVYTは、2020年8月に9.5時間にわたって行われたイベント『VYTal Affair-athon』などのライブ配信にDigital 6000システムを使用しています。

子どもたちの背中を押してあげることが使命

「VYTのワイヤレスを再設計する一番の目的は、できる限り将来も使い続けることができるシステムに設定することだったため、Danteの導入は非常に重要でした」とカーレン氏は言います。Digital 6000のクリアなサウンドと信頼できる性能のおかげで、作品がかつてないほど高い水準に達していると言うクーパー氏は次のようにコメントしています。「VYTの作品を観に行けば、必ず最高の作品に出逢えるという期待があります。それは自分たちだけでは得られない賛辞で、ゼンハイザーとDigital 6000は『お客様からの高い期待』というパズルを完成させるために必要な重要なピースとなっています」

ボブ・クーパー氏は、舞台芸術のさまざまな機会を通して、最高の自分になれるよう子どもたちの背中を押してあげることがVYTの使命だと言います。「このシアターでボブは、プロの劇団を目指す子どもだけでなく、演劇とは違う道へ進む子どもも含め多くの子どもたちにとって、これまで素晴らしい指導者であり続けています」とカーレン氏。「VYTの取り組みや作品は素晴らしく、VYTにはその素晴らしい活動にふさわしい技術を活用する資格があります。Digital 6000のおかげでVYTは、アメリカ国内のユースシアターの中で最高のRFを簡単にセットアップできるようになりました」