コロナ禍の規制要件を受け、フランシスコ・マロキン大学は講堂やセミナー室で授業を受ける学生の数を制限する必要に迫られていました。同大学は、教室で授業を受ける学生とリモートで授業に参加する学生が混在するハイブリッド授業向けに、すべての学生が授業を受けることを可能にする包括的なオーディオソリューションを求めていました。
同大学は49の教室と学部の講堂で、高音質のオーディオを提供するため、TeamConnect Ceiling 2(TCC 2)を選択しました。自動ビームフォーミングなど、この天井マイクの革新的なテクノロジーは、室内でのイベントや教室内、講堂内や会議室内はもちろん、リモート音声伝送でも圧巻の音声増幅を実現するため、TeamConnect Ceiling 2は理想的な選択肢だと証明されました。100%非接触型のこの天井マイクは、衛生面でのリスクも100%排除します。
フランシスコ・マロキン大学は、各講師に個別のマイクを提供する必要のない専門的なオーディオソリューションを求めていました。同大学の音響・映像/IT部門は、TeamConnect Ceiling 2こそ、ハイブリッド授業向けに自然な音響環境を実現し、教室やオンライン会議で耳に心地良い音を届けることができる最も効率的なソリューションだと確信しました。
技術的な評価を実施した後、同大学は最先端のオーディオテクノロジーを提供するため、インフラストラクチャ全体を徹底的に見直すことを決めました。同大学の決断の決め手となったのは、最高品質のソリューションの導入を専門とする企業から提供されたサポートでした。最終的に同大学が選んだのは、ゼンハイザーのパートナーであり、ビジネスコミュニケーション向けの統合型ソリューションを専門とする企業のFAREIでした。
「何より感動したのは、ゼンハイザーの各ソリューションの驚くほどクリアな音声でした。テストも設置も時間がかからず簡単で、教室でも講堂でも最高の音響特性で、エコーのない抜群の音質の提供が可能となりました」とFAREIのプロジェクト&サービスマネージャー、アニー・ファリャ氏は話します。
教室によって状況が異なり、さまざまな状況を考慮する必要があったため、導入は簡単な作業ではありませんでした。教室ごとに音を拾う必要のある範囲もさまざまでした。音が反響してしまう教室は特に導入が困難な状況でした。TCC 2の除外ゾーンは、出入口や廊下など、音声が検出されるべきではないエリアを設定するのに役立ちました。講師の声が優先されるべき教室に対しては、TCC 2の優先ゾーンが選択されました。個々の要件に合わせ正確に設計された機能が装備されたTeamConnect Ceiling 2のようなフレキシブルな製品にとって、これらの作業は至って簡単なものでした。
非接触型マイクソリューションTeamConnect Ceiling 2の詳細をご確認ください。また、設置が簡単なだけでなく、発言者が自由に動くことを可能にし、明瞭な音声を届けるこのソリューションの各種メリットに関する詳細もご確認ください。TeamConnect Ceiling 2.に関する詳細はこちら。