LGエレクトロニクス(LG Electronics)とゼンハイザーは他人ではありません。2018年にゼンハイザー・アジアが新オフィスに移転した際には、会議室とサービスセンターにLGエレクトロニクス製のデジタルディスプレイを導入しました。そうした経緯も踏まえ、LGエレクトロニクスが最良のプレゼンテーション&ビデオ会議ソリューションを用いた次世代デジタル・ミーティングスペースの展示紹介施設「LGインフォメーションディスプレイ・ビジネス・イノベーション・センター(LG ID BIC)」を構築するに当たり、ゼンハイザー製品も他のブランドと共に展示される運びとなりました。
企業のワークスペースや会議室は絶えず進化しており、最近では、関係者が集まって共働できるコワーキングスペースを作る例が増えています。そうしたなか、購入後すぐに設置して容易に使うことのできるソリューションは、製品間の互換性や複雑な接続、キャリブレーションといったよくある問題点と無縁であることから、ニーズが高まりつつあります。LGエレクトロニクスはこのような状況を踏まえ、顧客への一層の価値提供を目指しています。最良のカンファレンス&プレゼンテーション体験を提供するには、ゼンハイザーのマイクロフォンでオーディオを完璧に捉えることも重要です。
LG ID BICは、ビデオスイッチャーや制御システム用スピーカー、アンプ、デジタル信号処理機、ハイファイマイクロフォンなどを装備したミーティングルームを構築するための、「ベストブランド」を展示紹介する施設です。LGエレクトロニクス主催のソーシャルイベントで、エンドユーザーやパートナー企業に究極のユーザーエクスペリエンスを体感してもらう場所として活用されるほか、ゼンハイザーのサポートにより、オーディトリアム体験のシミュレーションも行われます。
TeamConnect Ceiling 2およびSpeechLine Digital Wirelessマイクロフォンは、LG ID BICにおけるビデオ会議やプレゼンテーションのオーディオ体験に欠かせない製品です。プレゼンターはハンドヘルドマイクまたはハンズフリーのラベリアマイクを選ぶことができ、柔軟性にも優れています。ビデオ会議で複数の参加者が発言する場合も、シーリングマイクにビームフォーミングによる自動音声追尾テクノロジーが搭載されているので、声を大きくしたり、マイクのほうを向いたりせずに、自由に発言することができます。
さらにアシスト機能付きリスニングソリューションMobileConnectを活用することで、ユーザーはスマートフォンのWiFiで容易にネットワークに接続し、ビデオ会議やプレゼンテーションに参加できます。
ファズ・サレ(シニアコンサルタント)とショーン・タン(プロダクトマネージャー)が率いるゼンハイザーのプロオーディオソリューション・チームは、LGエレクトロニクスのデズモンド・トー氏(プロジェクトリーダー)をはじめとする関係者らと協働し、製品のスピーディな設置を目指しました。その結果、1週間というスケジュールで、TeamConnect Ceiling 2×2台、MobileConnect×1台、SpeechLine Digital Wireless×2チャンネル(ハンドヘルド×1、ラベリア×1)を、LG ID BICに無事に統合しました。
-ジュリアン・リム、リージョナル・ビジネス開発、アジア地域担当-