American University of Beirut、ハイブリッドラーニング用にタッチレス・マイクロフォンシステムを導入
American University of Beirut(AUB)は、ハイブリッドラーニングに最適なマイクロフォンシステムを探していました。同校は WebExなどのウェブカンファレンス・プラットフォームを用いて、ハイブリッドラーニングでの学生と講師のスムーズなコミュニケーションを支援しています。しかし従来のラベリアマイクでは、学生からの質問を講師が復唱しなければ、授業にリモート参加する学生が内容をクリアに聴き取れないという問題を抱えていました。また、新型コロナウイルス感染症の大流行に伴う衛生管理の観点から、マイクロフォンを共有する必要のないタッチレスソリューションが望ましいと考えていました。
AUBは以前から信頼を寄せてきたSennheiserのTeamConnect Ceiling 2(TCC2)を、最適なソリューションとして選択しました。マイクロフォンのサイズ(60×60cm)は吊り天井に完璧にフィット。講師陣も、マイクロフォンを装着したり手で持ったりする必要がない点、バッテリー切れの不安がない点、教室内を自由に動ける点、授業に100%集中できる点を高く評価しています。
室内レイアウトを変更するたびに複雑な調整を必要としないシーリング・マイクロフォンシステムを探していたAUBにとって、TCC2は完璧なソリューションとなりました。TCC2は、既存の天井デザインに完全に溶け込んでいます。動作状態を知らせるLEDステータス表示機能も控えめで、講師陣や学生の集中力を殺ぐ心配がありません。
AUBがオンライン会議およびハイブリッドラーニングの講義録音用にTCC2を選んだ理由のひとつが、 特許取得済みの自動ダイナミックビームフォーミング・テクノロジー。講義室全体を有効かつ柔軟に活用し、リモート参加する学生との効率的なコラボレーションを可能にする技術です。TCC2なら、講師陣はマイクロフォンの設定や調整を気にすることなく、講義内容を学生たちに完璧に届けることができます。AUBのITマネジャー・AV&マルチメディアを務めるJoseph Azar氏も、TCC2に次のような高い評価を与えています。「ときどき講師や学生からマイクロフォンは一体どこにあるのかと訊かれるので、天井を指差して教えています。マイクロフォンがどこにあるのかは分からないけれど、みんな満足している。これは大成功と言えますね」。AUBではこれまでもSennheiser製品を利用してきましたが、TCC2の統合もPoE(Power-over-Ethernet)を使っているため非常にスムーズでした。さらにオープン・メディア制御プロトコルのAPIにより、個々の調整も簡単です。
TCC2の統合を機に、AUBのチームはレバノンにおけるSennheiser販売代理店である Systech Middle Eastとの協働も開始。「Systech Middle Eastがシステムの販売、設置、テストをすべて行い、当校の懸念事項や疑問点にも迅速に対応してくれました」(Joseph Azar氏)。AUBは現在、TCC2に心から満足しているといい、今後は別の会議室や特別教室でも活用していく計画です。
TCC2タッチレス・マイクロフォン・ソリューションの詳細は こちら でご確認ください。比類のない学習環境と指導環境を実現する容易な設置、話者が室内を自由に移動できる柔軟性、優れたスピーチ明瞭度についてご説明しています。