フリッツ・ゼンハイザー博士が「Laboratorium Wenneboste」、略して「Labor W」(Lab W)を設立。この若い会社は真空管電圧計を生産する。
DM 1でマイクロフォンの生産を開始。
最初のマイクロフォン、DM 2 (MD 2)を開発。
計測器の製品ラインが著しく拡大。
地球物理学向けの装置および受振器を生産。
「見えない」マイクロフォンDM 3 (MD 3)、およびノイズ補償をした最初のマイクロフォンDM 4 (MD 4)を生産。
マイクロフォン用変圧器を生産。
1950年の家電見本市でLabor Wが最初のミキシングアンプおよびプリアンプを展示。
製品ラインに小型磁気ヘッドフォン(HM 11, HM 21)を加える。あらゆる分野で小型化がカギとなる。
補聴器に使われる小型変圧器を発売。
マイクロフォンの名作MD 21が世に出る。
初の映画およびTV用の干渉チューブ・マクロフォンを発表。後継モデルの「テレマイクロフォン」MD 82は1956年に大躍進を遂げる
創業から10年後、Lab Wは250人の社員を雇用。新しい社屋群の基礎が築かれる。
可逆変換器付きマイクロフォンMD 93が、口述録音機などで、マイクロフォン兼スピーカーの役割を果たす。
ドイツの放送局NDRと共同で開発したプロ仕様のTVおよび舞台向けRF無線システムを発表。1958年よりこのシステムはMikroportという名称でTelefunkenとともに販売される。
社名をSennheiser electronicに変更。
ステレオ・マイクロフォンMDS 1。
フリッツ・ゼンハイザーがハノーファー技術大学の名誉教授に就任。
マイクロフォンのもう1つの名作、MD 421を発表。
Telefunken向けに最初の留守番電話を制作。
ドイツの産業見本市でRFコンデンサーマイクロフォンの初試作品を発表。これが有名なMKHシリーズの誕生となる。
最初の赤ちゃんモニター、いわゆる「ベビーシッター」を生産。
M 101ミキサー
アクティブスピーカーを初めて用いたオーディオ愛好家向けPhilharmonicハイファイシステムを発売。
新作のスーパーカーディオイド・マイクロフォンMD 411は、その優れた指向性を証明するため、カーディオイド・マイクロフォンと全指向性マイク、すなわち指向性が低めもしくは指向性がないマイクロフォンとともに残響室に入れられた。だが、こうした厳しい条件であっても、MD 411は満足できるレコーディングを実現した。
世界初のオープン型ヘッドフォンHD 414を開発。HD 414は1000万個以上を売り上げ、今もベストセラー・ヘッドフォンの地位に留まっている。
最初のプロ向けRFワイヤレス伝送用クリップ式コンデンサー・マイクロフォンMK 12
1969年の家電見本市で、まったく新しいタイプのダミーヘッドを披露。初期のダミーヘッド録音(頭の大きさの木製ボールにマイクロフォンが2個使われている)は期待はずれに終わるのが常だったが、ダミーヘッド“オスカー”は非常に自然な形をしていたため、ヘッドフォンを通じて録音を聞いた場合、左右の区別がつくだけでなく、音が前と後ろ、上と下のどちらから聞こえてくるのかも区別することが可能になった。
マイクロフォンの名作MD 441を発売。
偏極型コンデンサー・マイクロフォンのMKEシリーズを発表。
ゼンハイザー、合資会社化
何千マルクもするダミーヘッドを買う余裕のないアマチュア向けに、MKE 2002を発売。この軽量の「stethoset」マイクロフォンは、ダミーヘッドの原理も用いたステレオ録音を行うため、頭部に装着された。
音の伝送に赤外線技術を活用。
ブルクドルフに2つ目の生産工場を開設。
世界初のエレクトレット・ヘッドフォン「Unipolar 2000」を発売。
サウンドエフェクト・ボコーダーVSM 201を発売。電子機器の大成功を受け、VSM 201は人間の声を同じ電子音の世界へと導いた。
最初のプロ用マルチチャンネル・ラックレシーバーにより、伝送信頼性が著しく改善する。
HiDynコンバンダー・システムを開発。
RFワイヤレスの名作、SKM 4031-TVは、その後続く、RFワイヤレス・システムの成功の基盤を作った。
フリッツ・ゼンハイザー博士、息子のイェルク・ゼンハイザー博士に経営を譲る。
最初のクリップ式指向性マイクロフォンMKE 40を開発。
最小のスタジオ用クリップ式マイクロフォンMKE 2を開発。
フリッツ・ゼンハイザー博士、ショットガン・マイクロフォンMKH 816の貢献により、第59回アカデミー賞を受賞。
ルフトハンザ向けにアクティブ型ノイズリダクション、Noise Gardを開発。
Sennheiser France(フランス)を創設。
RFワイヤレス伝送におけるシンセサイザー技術を発表。
世界初の中継放送用ワイヤレスミキサーWM 1を開発。
アイルランドのタラモーに3つ目の生産工場を開設。
Sennheiser UK(英国)を創設。
Sennheiser Electronic Corporation, USA(米国)を創設。
スタジオ用マイクロフォンのスペシャリスト、ベルリンの Neumann(ノイマン)社がゼンハイザー・グループの一員になる。
Sennheiser Belux(ベルックス)を創設。
Sennheiser Canada(カナダ)を創設。
世界最高峰の真空管アンプ付きのエレクトロ・スタティック型ヘッドフォン「Orpheus(オルフェウス)」を発売。
Sennheiser Asia(アジア)を創設。
世界初のデジタル赤外線ヘッドフォンIS 850システムを発売。
ワイヤレス・マイクロフォンの名作、SKM 5000を発売。
最初のRFワイヤレス・ヘッドフォンシステムRS 5を発売。
Sennheiser Nederland(オランダ)を創設。
Sennheiser Mexico(メキシコ)を創設。
RFワイヤレス技術の開発で先駆的役割を果たしたことに対し、エミー賞を受賞。
ゼンハイザー、有限合資会社化。
Sennheiser Vertrieb GmbH, Germany(ドイツ)を創設。
米国カリフォルニア州バーバンクに2つ目の研究開発部門を開設。
ヘッドフォン向けのサラウンド・サウンドシステムLUCAS/DSP proを発売。
RFワイヤレス伝送(RS 2400)機能付きstethosetヘッドフォンを発売した初の企業となる。
MI市場革命を起こすevolutionマイクロフォン・シリーズを発売。
全米レコーディング芸術科学アカデミーがノイマン社にテクニカル・グラミー賞を授与。
パーソナル・サラウンドサウンド向けSurrounder。
evolutionワイヤレス・マイクロフォンシリーズを発売。
光マイクロフォンに対して、ドイツ・インダストリー・イノベーション・アワードを受賞。
光マイクロフォンに対して、ドイツ・インダストリー・イノベーション・アワードを受賞。
米国アルバカーキに4つ目の生産工場を開設。
新しい音声形式である広帯域周波数をフルに活用した最初のスタジオ用コンデンサー・マイクMKH 800を発売。
ハノーファー万国博覧会(Expo 2000)にて、プロフェッショナル・サウンド用のプロダクト・パートナーとなる。
マイクロフォン専用の最も近代的な生産施設をオープン。
画期的なビジター・インフォメーション・システムGuidePortを初めて設置。
世界最小のプロ用ボディパック型送信機SK 5012を開発。
RFワイヤレスのゼンハイザー/ノイマンSKM 5000 N/KK 105 Sを発売。
Sennheiser Vertrieb und Service GmbH & Co. KG, Germany(ドイツ)を設立。
Sennheiser Ireland(アイルランド)向けにより大きな生産施設を開設。
フリッツ・ゼンハイザー博士の生涯にわたる功績に対して、AES(オーディオ技術学会)より金メダルが授与される。
ジョイントベンチャー、Sennheiser Communications A/S, Denmark(デンマーク)を設立。
ゼンハイザーの社員2名がドイツ・フューチャー・アワードにノミネートされる。
ノイマン社が初めてAES42スタンダードに従って、スタジオ用デジタル・マイクロフォンを開発。
evolutionワイヤレス・マイクロフォン・システムの第2世代が発売される。
フリッツ・ゼンハイザー博士にディーゼル賞が授与される。
スピーカーのスペシャリスト、クライン・フンメル社がゼンハイザー・グループに加わる。
コペンハーゲン北部にSennheiser Nordic A/Sを設立し、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデンに支社を置く。
ヘッドフォン・シリーズStreet Line、Sport Line、Style Lineを発売。
Sennheiser Audio Ltd., Moscow(ロシア)を設立
Sennheiser Electronic India Pvt. Ltd(インド)を設立。
5,6年のうちに現れそうな市場の動向や顧客のニーズを見極める目的で、Sennheiser Innovation (スイス)AGを設立。
ゼンハイザージャパン株式会社が正式に設立される。
HD 800――新しいコンバーター技術と革新的デザインを採用した最高品質のヘッドフォン。
Sennheiser Electronic (北京) Co., Ltdを正式に開設。
evolutionワイヤレスG3 同クラスでは最も多くの機能を持つマイクロフォンの大ヒットシリーズの第3世代。
ジョイント・ベンチャーSennheiser Audio (ロシア)が完全所有子会社となる。
創業者フリッツ・ゼンハイザー博士が98歳で死去。
ヴェンネボステルの本社にできた新しい工場で生産を開始。
2種類のショットガン・マイクロフォン、ショートガンMKH 8060とロングガンMKH 8070が音質とリーチに新たな基準を設ける。
2011年1月現在、Sennheiserは3つの事業部――コンシューマ・エレクトロニクス、プロフェッショナル・システムズ、インテグレーテッド・システムズに分かれており、市場および顧客に関し、各事業部がより強力な方向性を打ち出すことが可能になっている。
創業者の孫、ダニエル・ゼンハイザー、アンドレアス・ゼンハイザー博士が理事会に加わる。
1800MHz帯域で伝送するための世界初の無線マイクロフォン、ワイヤレス・システムew 100G3-1G8を発売。
Digital 9000の発売に伴い、ゼンハイザーのデジタル・ワイヤレスシステムは音声信号を完全に非圧縮、アーティファクト・フリーの状態で、すばらしいダイナミクスを持って伝送できるようになった。システムは、放送、演劇およびミュージカル、ハイクオリティなコンサート向けに開発されたもので、デジタル・ワイヤレス送信に新たな基準を打ち立てている。
新しいオーディオ・ビデオ・ブリッジング(AVB)とともに機能する最初のマイクロフォンを発売。AVBネットワーキング・スタンダードがもはやはるかな夢ではないとすれば、製品のこのテクノロジーを使う最初の会社はオーディオのスペシャリストだ。
オーディオのスペシャリストが、違法な偽造品からお客様を守るため、セキュリティ用のラベル表示を導入。新しいセキュリティ・ラベルに関しては、tesa PrioSpot®を段階的に導入し、いずれ製品とパッケージの両方に適用する予定。
「未来はここで作られる」という言葉に従い、パロ・アルトからサンフランシスコへ場所を移した新しいテクノロジー・イノベーション・センターで、顧客経験の向上を目的としたデジタル信号処理技術の研究開発を開始する。
デジタルHDVD 800、アナログHDVA 600はどちらも左右対称の設計により、ユニークなリスニング体験を約束する。ハイエンドのヘッドフォン・ライン、HD 800、HD 700、HD 650、HD 600と完全な調和を実現。
パーフェクトなサウンドは、耳で聞き、肌で感じ、目でも楽しめる。スタイル・セレクション シリーズの新製品MOMENTUMは、鳥肌が立つようなサウンド体験と、贅沢な素材やミニマリスト・スタイルとを結びつけている。この新しいヘッドフォンは、音質にもスタイルにも妥協したくない人たちにぴったりな選択だ。
スイスに新しい支社を開設。
7月1日付けでダニエル・ゼンハイザーとアンドレアス・ゼンハイザー博士がCEOに就任、経営執行役員会の広報担当の役割を分け合うことで、全責任を引き受けている。
オーストラリアとニュージーランドに子会社、Sennheiser Australia Pty Ltd.とSennheiser New Zealand Ltd.をそれぞれ開設。
ハリウッドで行われた第65回エミー賞の授賞式で、オーディオのスペシャリスト、ゼンハイザーはフィロ・T・ファーンズワース賞を受賞。この賞は長年、テレビ技術とエンジニアリングに大きな影響を与えてきた事務所、企業、団体に送られる。
© Photo by Frank Micelotta/Invision for the Academy of Television Arts & Sciences/AP Images
格式ある上海コンサートホールがゼンハイザー上海コンサートホールと改称される。この出来事はゼンハイザー・グループと、中国の歴史的なコンサートホールの長きにわたる関係をあらためて示している。
未来への投資:革新的なストリーミング・ソリューションを提供するための新しい子会社Sennheiser Streaming Technology GmbH(SST)を設立。
ビデオカメラ用のワイヤレス・マイクロフォンシステム、AVXシリーズを発売。コンパクトな受信機はカメラのXLRオーディオ入力に直接差し込めて、自動的にマイクロフォンと組み合わさる仕組みになっており、カメラのスイッチが入ると受信機のスイッチも入る。また、周波数の選択から適切な音量の設定まで、ワイヤレス伝送に必要なあらゆる設定を自動で行ってくれる。かつてないほどシンプルかつ迅速にビデオ録画用のオーディオ設定が可能になった。
ビデオカメラ向けのワイヤレスマイクシステムであるAVXシリーズを発売。コンパクトなAVXレシーバーとはカメラのXLRにダイレクトにプラグすることでマイクと自動的にペアリングされ、カメラとの接続後にオンになる。周波数の選択から音量設定まで、ワイヤレス伝送により自動的にコントロール可能となる。これまでにないほど簡単かつ高速にビデオ音声録音が可能に。